高天原の神々が、騒がしく平定しない葦原中国を治めるべく、その直系の神を地上の支配神として降臨させる物語。降臨神は何人か立てられたが、うまくいかず、最終的には天照大神の孫である瓊瓊杵尊を遣わして地上を平定します。そのためこの神話を「天孫降臨」といいます。
瓊瓊杵尊が供を引き連れ、葦原中国へ向かう途中、一行は異形の神に出会います。随従していた天之鈿女命が相対すると、神は猿田彦命と名乗り、瓊瓊杵尊を先導したいといいました。二人は揃って瓊瓊杵尊を迎え、無事天孫降臨がなされました。
瓊瓊杵尊を迎えて猿田彦命と天之鈿女命が舞う優美な連舞が見どころです。また神楽では、天之鈿女命に先立ち、露払い役としてきもつぶしを登場させ、猿田彦命との滑稽な立ち回りでおかしみを添えます。



