熊襲征伐(くまそせいばつ)

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「日代の宮(ひしろのみや)」で熊襲征伐に出立した小碓命おうすのみこと
熊襲の館では、新宝楽(新築落成の祝宴)が行われていました。小碓命は倭姫命やまとひめのみことよりたまわった被衣かつぎをまとって女人に扮し、祝宴に紛れ込みます。 思わぬ美女の登場に気をよくした熊襲と従者たちはしたたかに酒を飲んで眠ってしまいます。 そこで小碓命は被衣を取り、隠し持っていた剣で熊襲に戦いを挑みます。驚いた熊襲はまず従者を立ち向かわせますが、あえなく討たれてしまいました。 従者たちに泣きつかれた熊襲はいよいよ自分の出番、と小碓命に挑みますが、勇猛果敢な小碓命には勝てず、ついには降参します。
左から、被衣をまとった小碓命。熊襲八十烏師。熊襲の従者たち。
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